里山の自然を楽しむ

 2012年12月 5日

 父不見山(ててみえずやま)) 
杉ノ峠登山口

 今年もとうとう師走になってしまった。寒さは苦手でだんだん出掛けるのが億劫になってきたが、今年最後になるだろう未踏の父不見山(1,047m)へ気晴らしに出かけてみた。
 神流町小平から登るルートや、生利地区からのルートなどが一般的な登山コースのようだが、今回は秩父方面からの最短コースを探してみた。
 合角ダムからワカサギ釣り?で賑わう高架橋の倉尾橋を渡って、吉田川支流の長久保川沿いの林道に入り、最上流で土坂峠方面からの林道に突き当たり、左折して100mの所にある杉ノ峠登山口から登ることにした。
10:38
 杉ノ峠・父不見山への標識を見つけた。傍の少し広くなった路肩に車を停め、腐りかけた丸太と雑草で覆われた登り口に半信半疑”エェ〜ここでいいのかな?”なんて思いながら登り始めた。
 行き交う車は無く、近くで森林を伐採しているチェーンソーの騒音が賑やかだった。
 登山口から少し入ると作業道のような広い道となりホッとする。
 所々、焼き焦げた杉の根元が残っており、平成12年2月に起きた山火事の面影を垣間見ることができる。
まだリンドウの花が見られた。
10:56
 登山口から18分ほどで杉ノ峠(855m)の稜線に出た。
 焼き焦げた巨木の傍には小さな社が鎮座しており、周辺には残った杉の大木が数本聳え立っていた。
 
←山火事の様子を生々しく残す
                         焼け焦げた杉の大木



尾根は南面の植林帯と北面の落葉樹で覆われており見晴は悪いが、歩きやすい明るく気持ちの良い道が続く。
此処は神流マウンテンラン&ウオークのコースになっているようだ。
山頂に近づくにつれ、木立の隙間から展望が望めるようになってきた。
秩父市街と武甲山・大持山を眺める
南西方面の右端に両神山が少しのぞいていた。
両神山をアップで写す。
11:23
 登山口から45分で父不見山山頂(1,047m)に到着
神流町方面に突き出るはオドケ山か?
みかぼ山方面の山並み
山頂の少し先から西方向が開け、石灰石の採掘場となっている叶山や、その先には御座山、八ヶ岳連峰などが見えた。
左下に叶山、奥に見える雪山は北横岳や蓼科山か?
11:57
 父不見山山頂から、次のピークとなる「長久保の頭」まで行ってみることにした。
急斜面を60mほど下って、再び登り返した最初のピークが長久保の頭となる。
12:08
 長久保の頭(1,065.7m)に到着。三角点の傍に「大塚」との標柱が建っていた。
  此処も木立に囲まれ眺望は悪い。
長久保の頭から少し先で植林の伐採中だった。南東側斜面が広範囲に丸裸となって開け、思いがけず素晴らしい展望を眺めることができた。

さいわい昼時で、作業は中断し静かだったため、作業道まで下りてみたり、遊んでしまった。
西御荷鉾山と東御荷鉾山
東御荷鉾山の遠方に聳えるは男体山か?
雨降山(左)と児玉〜本庄方面を眺望
中央に城峰山がそびえる
望遠で城峰山山頂の電波塔を確認
14:25
 ピストンコースで杉ノ峠登山口に戻ると、小型バスが停まっていて、運転手が暇そうにお客さんが帰ってくるのを待っていた。先ほど父不見山の手前で行き交った十数人ほどが乗ってきたバスのようだ。
14:40
 帰路、長久保川の下流部で紅葉に目を惹かれ、林道から川辺に下りて見た。